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セリ開始時間変更に伴う要望書を提出!!

本案件については、令和6年4月27日(土)市場会館で開催した説明会で、組合員から寄せられた課題や要望点などをまとめた、別添要望書を令和6年5月13日(月)に熊本大同青果(株)代表取締役月田潔孝氏に松枝隆理事長はじめ執行役員2名などが出席して提出いたしました。

月田潔孝社長からは、セリ参加の機会確保事案などについては、所内で検討しており詳細については、要望書に記載されている検討の場にて改めて協議したいとの説明がなされました。

当組合としては、協議の結果などについては随時組合員の皆様にホームページなどにてお知らせいたします。

尚、『セリ開始時間変更に伴う要望書』は、下記の通りです。

-------------------------------------------------------------------------- 熊本大同青果株式会社

代表取締役 月田 潔孝 様

 

            『セリ開始時間変更に伴う要望書』

我が国の少子高齢化は、人口減少、労働力不足により国力低下が懸念される喫緊の課題となっています。また、当業界にとっても例外ではなく将来に暗い影を落としています。

そのようなことから、貴社におかれましては若い人材確保の観点からセリ開始時刻の変更を行い優秀な人材確保を図り集荷の「量」と「質」の向上もって、青果業界や地域経済の発展に寄与されようとする姿勢に深謝申し上げます。

また、荷受会社の役割と高い公共性の観点からの企業倫理感を持ち、青果物などの取扱関係事業者への先導者としての役割を務められていることに対して改めて敬意を表します。

一方、我々の業界は、究極の労働集約型経営で消費者のご要望に応えるために『”朝一番”に市場から仕入れた商品をその日の内に』をモットーに安全・安心な「旬」の青果物を提供すべく、いち早く店頭に陳列するなど日夜努力していることにご協力ご理解を下さい。

つきましては、下記項目について特段のご高配を賜りますようお願い申し上げます。

 

                   記

1. 本案件について事前に検討する場(2社、市場管理運営委員会など)を設けられること 

2. 本試行案の実施にも関わらず若手職員等の採用募集人員に変化がない場合は、その原因

  の調査と採用条件等の再考を実施すること

3. 熊本地方卸売市場の「必要性」並びに「やりがい・働きがい」などのPR活動を市場全体での取組として推進すること

4. すべての買参人に公平・公正に「同時進行型のセリ開始時間の再検討(セリ参加の機会確保))」など小ロット購入者へ配慮すること

5. 納品時間などの制約によりセリ参加が困難な場合に活用する前取り青果物等の仕入代金に係る上乗せ代金(10%)の減免措置(5%~3%程度)を講じられること

6. 施行後の課題を検証する場として、「(仮称)課題検討会議」(構成:荷受会社・熊本県青果物卸商業 (協)・熊本青果食品商業(協)・熊本地方卸売市場(協)えびす会・開設会社など)を設置して少なくとも毎月1回程度の開催を行い問題点などの対応策を協議すること

7. (仮称)課題検討会議」で、セリ開始時刻の再検討を行い試行期間の再延長、試行前の時間帯か、または本格的導入へ移行するかなどの結論を得ること

 

令和6年5月13日

熊本青果食品商業協同組合

理事長 松枝 隆

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