Pickup!注目の八百屋さん
組合所属の八百屋さんの店舗紹介やお店での取組み、今が食べ頃のおススメ野菜や果物など、情報満載!!あなたの街の八百屋さんかも!?
【Pick UP!注目の八百屋さん】最終号!6年間ご覧いただきありがとうございました。
2017年4月号よりスタートし6年間、組合員のお店紹介のために58店舗をお伺いさせていただきましたが、今回をもって最終回となりました。
長い間ご覧頂き誠にありがとうございました。
最終回は、6年間の集大成として取材時の組合員さまの笑顔を一挙公開といたしました!
これからも、取材時と同様の笑顔溢れるサービスと新鮮な青果物をお届けいたしますのでご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
最後に、これまでの取材に際してのご協力に心より感謝申し上げます。
(2023.3月号)
今回のレポートは特別企画として3年ぶりに開催された、新春賀詞交歓会の特集記事とさせて頂きますので、ご了承ください。
◆抽選会の景品ご協賛先◆
・熊本大同青果株式会社・熊青西九州青果株式会社
・熊本魚商協同組合・株式会社イワサキ・熊本第一信用金庫
・ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ
・株式会社熊本シティエフエム・熊本青果食品商業協同組合
ご協賛誠にありがとうございました。
令和5年新春賀詞交歓会を開催!!
新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて止む無く中止していました新春賀詞交歓会が、なんと3年ぶりとなる令和5年1月21日(土)に熊本市内のホテルで開催され、組合員や来賓を含めて75名が参加されました。
最初に松枝隆理事長が組合を代表してあいさつとお礼を述べられました。
挨拶では、最近の業界を取り巻く状況や組合活動などを紹介され中でも、組合創立70種年記念事業として実施した、新社屋の建設による組合員への情報発信基地機能や利便性、また、各種記念事業の食育、お客様感謝の集いやプレミアム商品券事業等による青果物の消費拡大、組合員の活性化に向けた取り組みを詳細に紹介されました。
次に、創業者支援と若手後継者育成事業として実施している第5期「やおや大学」の受講者への修了証書授与式が行われ、当日出席した4名(本年度受講生6名)に修了証書が交付されました。
尚、「やおや大学」を卒業された方の内、4名が新規創業に結び付き青果業界などですでに活躍されており、創業者からは感謝の声が多数寄せられています。
来賓祝辞は、熊本大同青果(株)月田潔孝社長と熊青西九州青果(株)西村公孝社長より日頃の取り扱いに感謝と共に、更に青果物の集荷に努め組合員への安定供給並びに利便性向上を図るとの挨拶がありました。
その後、稲生猛副理事長の乾杯の発声により開宴し、参加組合員などは「お楽しみ抽選会」や情報交換などを行い終始和やかな会となっていました。
最後に、参加者のご多幸と関係者の益々の繁栄を祈念して川喜多政人常務理事が〆の挨拶を行い盛会裏の内に終了することができました。
これも一重に、皆様方のご支援・ご協力の賜物と感謝申し上げます。
今回のレポート(No.63)新年号は、八代市にて生産から流通・小売りまで‟道の駅的存在”を目指して新規開業を果たされました(株)元杉ファーミングの元杉和則社長をお尋ねしました!
◆お店紹介◆
《株式会社元杉ファーミング》(直売所:もっとフレッシ)
〒86-0898 八代市古閑中町2312-1
☎0965-33-0831
営業時間 9:00~18:00
※休日:毎週水曜日(市場休み)
今回のレポート(No.63)新春号は、八代市にて生産から流通・小売まで手掛け『道の駅』的存在“を目標に令和4年10月に当組合に新規加入して11月に新規オープンされたばかりの(株)元杉ファーミング代表取締役元杉和則社長をお尋ねしました!
八代市は熊本県第2の人口を有し、工業と農業のバランスのとれた都市として知られています。昭和の中頃までは、畳表の原材料の「いぐさ生産」が日本一だった地域でしたが、近年は安価な外国産が増加して栽培農家は減少しています。
しかし、現在でも高品質で安心・安全な畳表を求める消費者ニーズに対応するように各種の畳表が生産され創意工夫を施した畳製品が有名です。
(株)元杉ファーミングは、将来伸びることが予想されたレタス、スィートコーン、キャベツ・ブロッコリー・白菜や青果生産へとイグサ農家から舵を切り現在に至っています。
小売店舗である『もっとフレッシュ』は、国道3号線から(通称)産業道路を経由して県道42号線に入り、八代市古閑中町に昨年11月に新規OPENされました。
「八代で青果物を購入するならこのお店で!!」との思いを込めて朝採れの新鮮な安心・安全な美味い青果物を常に提供できるように【生産から販売】までをモットーに掲げた商品であふれていました。
当店が立地している周辺には、ドラックストアー、大型ストアーなどが乱立していますが、それらの店舗とは一味違うおいしさを探求した魅力ある商品群と品数を取り揃え、更には、適正価格を追求した商品が数多く陳列されていました。
新規開業にあたっては、当組合の開業・創業支援「やおや大学」に長男・次男さんが受講し小売業のノウハウ取得と人脈づくりや先進店舗視察など青果販売業の基礎を学ばれるなど青年実業家としての行動力で、この店舗を牽引されるのだと思いました。
家族全員が農業を理解し”地域の食へ”と繋ぎ店舗販売のみならずネット販売に販路拡大を目指す、元杉ファーミング&”もっとフレッシュ”へ、ぜひお立ち寄りください!
(2023.1月号)
今回のレポートは、【組合創立70周年記念プレミアム商品券】事業をクローズアップしてご紹介いたします。
当組合は、昭和28年に設立され、青果物小売事業者の県内最大の組織として代行払事業や経営改善を図りもって継続的な経済活動を促進することを目的に組織された協同組合で、今年度で創立70周年を迎えます。
そこで、組合創70周年を記念して当組合員(構成員240名)のお店で20%お得にお買物ができるプレミアム商品券の限定販売を致しました。
今回の商品券には、日頃よりご愛顧の皆様へ感謝の意を込めると共に、新たなファンづくりの願いを込めて11月18日よりスタート致しました。
公式ホームページ、地元新聞の生活情報面への掲載やシティFMなどによる告知を行った結果、順調にカウントが増え参加店への申込みも多数ありすぐさま締切りとなりました!!
“ありがたい”限りです。≪感謝 感謝です≫
ご当選者には、11/15(火)より引換券送付を行い11/18(金)より商品券販売及びご利用が可能となっています。
この機会に、商品券のポスターやチラシが掲示してあるお店で、年末等のお買物にご活用いただければ幸いです。
当組合傘下の組合員は、これからも”安心と鮮度を食卓にお届けするお手伝い”を続けて参りますのでご支援賜りますようお願い申し上げます。
商品券の利用期間は12/31(土)となっており、利用期間を過ぎますと商品券はご利用できなくなりますので、ご注意下さい。
(2022.12月号)
今回のレポート(No.61)は、青果の魅力を独自のテクニックで演出される”野菜のブラックジャック”こと『ジャガ太郎』店主松本元生さんをお尋ねしました!
◆お店紹介◆
《ジャガ太郎》
〒861-5255 熊本市東区若葉1丁目16-1)
☎090-8395-8415 営業時間 9:30~16:00
※休日:毎週水曜日(市場休み)・日曜・祭日
市電健軍電停近くのピアクレス商店街の中ほどのサンリブ健軍店横の沿道から右手側徒歩1分に位置する『ジャガ太郎』。周囲には住宅地や商業施設に加え陸上自衛隊や国関連の官公庁、小中高学校等が集中している若葉(健軍)地域に立地。
青果専門店ジャガ太郎オーナーの松本代表にお話をお伺いしました。30歳の若さで脱サラし学生時代に手伝っていた実家の八百屋での業務経験を活かして独立開業。創業してから現在19年目を迎えておられる脂の乗り切った49歳!なんと松本代表は趣味が高じて熊本城マラソンへも何度かエントリーしているそうですよ。
ジャガ太郎のお客様はご近所さんが大半を占めており、商店街が近いこともあり徒歩で来店される大切なお客様ばかりで、そのため顧客のニーズに沿った旬の青果物の品揃えが周辺住民に”愛され親しまれて”いる様子がお買物中のお客様の「えがお」に現れていました。
店舗は路面入口辺りから店内まで黄色いプライスカードに大きな数字で大変見易く産地と商品名などが添えられなど、どの商品も手ごろな価格で、野菜のブラックジャックを自称されるだけあってどの商品もみずみずしく新鮮かつ綺麗に手入れがなされていました。(思わず買い求めたくなる品々ばかり♪)
旬で鮮度バツグンな商品を生み出す秘訣を伺うと…「常に自分が培ってきた目利きで仕入れた『やさいと果物』だから、ひと手間を惜しむことなく自信を持って提供している!」との事。そのプライドが早朝朝市へと向かう原動力となり他店より早い午後4時閉店 (もちろん売り切れ!!)。加えて仕入先の田崎市場が休市の水曜日は、定休日とするなど取り扱う商品に対する責任感の表れと感じました。
“笑顔はじける”レジ担当の奥さまとの二人三脚の業務も愉しそうな「ジャガ太郎」へ、ぜひお尋ねくださいね!!
(2022.11月号)
今回のレポート(No.60)は、老舗『有限会社中村漬物』中村公一代表をお尋ねしました!
◆お店紹介◆
《有限会社中村漬物》
〒860-0058熊本市西区田崎町484(田崎市場えびす会内)
☎096-323-2773 営業時間5:15~10:30
※休日:毎週水曜日・日曜日(祝日)
田崎市場内にある(有)中村漬物は、なんと大正13年10月創業で今期98年目を迎える漬物業界の老舗です。そこで今回は、中村公一代表にお話を伺いました。
創業者の先々代は、新町の漬物屋で修行を積んでのれん分けで営業開始との事。創業当時の苦労話として、父から、先代は「リヤカーで阿蘇まで販売に出向き、帰りに野菜を生産者から大根などを仕入れていた」との話を先に亡くなった父を思い出しながらお話頂きました。また、坪井川を上がってくる船で「明八橋」の船着き場で仕入れや商品の出荷をしていましたとのことでした。創業当時は、交通インフラも整備されていなかったことから、ご苦労も想像を絶するものであっただろうと感じました。
ちなみに大正時代の漬物をググ(ネット検索)ってみたら、明治の文明開化以降日本人の食卓は一気に西洋化するも依然として漬物は、食卓を飾る副菜の座を維持しており、その後、昭和にかけて漬物製造専門のメーカーへと発展したそうです。
その老舗の味を次世代へと繋ぐ三代目として、朝市のセリで新鮮な「旬」の野菜などを仕入れて九州地区特有の醤油の甘味を生かした商品群を県内のお客様に販売していることから消費者から愛され、親しまれています。そこで、この味を広くお届けするためにネット販売も視野に入れておられるとの事でした。
食生活やライフスタイルの変化に加えここ数年のコロナ禍の影響は大きいが、健康訴求商品としてキムチ・らっきょう漬け・浅漬けなど植物繊維や乳酸菌などの機能面を重視した「おにぎり」や「チャーハン」の具材としてアレンジして多彩な食材で食卓を飾ることを目指しています。
”創業100年”へ向けて益々意気盛んな (有)中村漬物の商品をぜひ一度ご賞味ください。
(2022.10月号)
食育事業「親子料理教室」&「お客様感謝の集い」を開催!!
9月のPICKUP ! 注目の八百屋さんは、令和4年度熊本県まちなかにぎわい回復事業の補助金を活用して開催しました、「親子料理教室」と「お客様感謝の集い」についてのレポート紹介をもって今月号とさせて頂きますのでご了承ください。
(熊本県くまもとにぎわい回復事業は、コロナ禍にあって人流や消費減少が続く現下の経済状況の回復させるために資する補助金)
◆食育事業 親子料理教室◆
本事業は、令和4年8月23日(火)に西部ガスショールーム「ヒナタ熊本」(下通アーケード内COCOSA5階)で、応募があった40組以上の中から抽選で選ばれた親子7組(対象は小学4年生以上の児童とその保護者)が参加して開催されました。(なお、当日は5組参加)
参加者は、父親と娘さんやお母さんと息子さんなど多彩な組み合わせとなり、学校法人常盤学園シェフパティシエ学院の村上シェフや佐々木シェフなどの指導の下、「鰺のマリネ」「夏野菜のスパゲッティ」に挑戦して頂きました。
最初に、村上シェフによる手本が披露され鰺の調理方法やスパゲッティの作り方、盛り付け方の手本や注意事項などの説明が行われました。
次に参加者による調理が行われ「鰺」を素人とは思えない巧みな包丁さばきを行う小学生の姿や親子で盛り付け方などについて話し合いを行う場面もあり、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。最後に自分が調理したお料理に舌鼓を打って頂き、本事業を終了することができました。
参加者からは、親子で県産の安心・安全な食材を最大限利用して料理を体験することができ、夏休みの自由研究にもなりました。また、家庭でも挑戦いたしますとのコメントが寄せられました。
◆お客様感謝の集い◆
令和4年8月27日(土)に熊本城ホールシビックホール(熊本市中央区)で、当組合傘下のお店をご利用頂いているお客様500名(当日参加者約400名)をお招きして開催を致しました。
催しでは、藤山ダンススタジオ「STAR☆S」によるキッズチアリーディングが披露され下は3歳から上は12歳までの生徒さんによる見事な演技の披露があり、出席者から惜しみない拍手が送られていました。かわいらしく素晴らしい演技で感激致しました!!
次に、舞踊団花童&はつ喜の皆様による{「加藤清正」~民衆との絆~}と題する創作舞台公演が行われました。
「花童(はなわらべ)」は、小学の低学年生から中学生などからなる演舞団で平成31年4月から熊本市PR特命大使などを務め県内外で活躍されている”今”注目の団体です。
公演では、第1章:清正(元服、賤ケ岳7本槍、城づくりなど)が上演され、数多くの武功・功績などが紹介され更に熊本城づくりなどをコミカルな演技の披露がありました。
第2章:清正の幼少期(幼名:夜叉若)の生い立ちや学問の習得の一場面などの紹介が行われ武芸だけでなく学問にも優れていたことが伺えました。
第3章:「熊本城完成、タイムスリップ」の場面の公演があり、熊本の町づくりや庶民とのふれあいに加えて熊本名産などの紹介が行われました。また、二条城での豊臣秀頼と徳川家康との対面の場などの再現などがありました。
熊本には、戦国の世に勇気と愛情に包まれた大名おられ、郷土発展の礎を作られ、これからも後世にわたってこの功績が引き続かれることを願っているとのコメントで絞められました。
催しの最後に「お楽しみ抽選会」を開催いたしました。
これは、熊本大同青果(株)、熊青西九州青果(株)などからご協賛頂いた野菜・くだもののほか、組合傘下の各店よりの協賛品など100本を超える商品が当たる抽選を行いました。
抽選会場では、当選番号が読み上げられると喜びと残念がる声が入り乱れ楽しい抽選会となりました。
終わりに、当組合理事長松枝隆が御礼の挨拶で申し上げた通り次年度開催をお約束して、令和4年度「お客様感謝の集い」を成功裏のうちに終了することができました。
ご出席頂いたお客様に御礼を申し上げるとともにご出演頂いた皆様や開催関係者一同に対して感謝申し上げて今月号と致します。
(2022.9月号)
★ご協賛事業所★※順不同・敬称略
熊本大同青果(株)・熊青西九州青果(株)・エースイワサキ・熊本魚商協同組合・熊本第一信用金庫・(有)ダッシュ・菊陽町の八百屋さんフレッシュパーク・河内町の「こざき会館」・あらおシティモール青果店「やおまさ」・熊本シティエフエム・ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ
ご協賛・ご支援誠にありがとうございました。
★ご支援事業所★※順不同・敬称略
学校法人常盤学園パティシエ学院・西部ガス熊本(株)・熊本魚商協同組合
今回のレポートは、組合創立70周年事業として計画され令和4年1月に執り行われた新社屋建設地鎮祭に始まり6月中旬の完成・引き渡し式~引越しを経て、当初の予定通りいよいよ7月7日(木)より新社屋である『青果会館』での業務スタートとなりました会館の全容をご紹介いたします!
なお、地鎮祭~途中の工事の様子・引き渡し式などのご報告は(~情報の広場~:新社屋完成までの記録)として纏めておりますので詳細は下記ボタンよりご確認ください。 (2022.8月号)
今回のレポート(No.58)は、今年50周年の節目を迎えられます有限会社カネテルの中村直明社長をお尋ねしました!
◆お店紹介◆
《有限会社カネテル》
〒860-0058熊本市西区田崎町480-9(田崎市場内)
☎/Fax 096-324-8809 営業時間6:00~14:00
※休日:不定期 (市場休市日)
田崎市場内(えびす会2番街)にある店舗を訪問させて頂きました。事務所には、今期より2代目を就任された(有)カネテル代表取締役中村直明社長と創設者であるご両親のお出迎えを頂きました。
創業者であるご両親から、㊗50年創業の秘訣などのお話をお伺いすると、30歳で青果業をスタート。この間の激動の時代を振り返りながら中でも、『忙しくて子供たちが学校へ行く姿を見ることも無く仕事をし、その子供たちは店先のバナナ箱に入って遊びながら仕事が終わるのを待っていたんですよ!!』と懐かしんでおられました。
そのお話を伺っているとその50年間のご苦労の一端を垣間見るとともに成長されたお子様への深い愛情を感じました。
また、老舗として育て上げられたイチバンの秘訣をお伺いすると…1番は、『奥様の底力に感謝!病気ひとつせずに支えてくれました』と内助の功。
次に、『嘘を云わない!挨拶をする!物を大事にする!!』…家訓ともいうべき基本を忠実に守ったことが、お客様との信頼構築へとつながり今日の基礎を作り上げることができました。そのお話の中に、「お客さま」と「商品」への愛情を感じ取りました。
ここ数年のコロナ禍の影響で売上は約半分となったものの、玉名、益城の飲食店への納品をはじめ同業者など30数店舗とお取引いただき、売上げの6割を占め、場内での小売店舗は4割となっているとのことでした。小売店舗には、今が旬の青果物が数多く陳列されお客様のご来店を待ちわびているようでした。
2代目として受け継がれた中村直明社長は、ご両親が築かれた基盤と家訓を大事に守りながら、更に一緒に力を合わせて70年、100年へと舵を進めて参ります。と力強く語られ頼もしく思いました。
創業50周年と経営承継、併せてご夫婦の金婚式とお祝い続きの(有)カネテルさんへ、ぜひ一度お立ち寄りください。
(2022年7月号)
今回のレポート(No.57)は、今年6月で60周年を迎える老舗の「合資会社天草大同物産」浜浦銀一郎代表をお尋ねしました!
◆お店紹介◆
《バリュー東部店》
〒863-0025 天草市志柿町6034-2
☎ 0969-27-0337 Fax 0969-217-0338
営業時間9:00~19:00(6月より20:00閉店)
※休日:1/3・5/31
天草市の国道324号線本渡ループ橋手前に立地する(資)天草大同物産。三代目の浜浦銀一郎代表のバリュー東部店へお尋ねしました。
天草市は、県下で、熊本市・八代市に次いで3番目の人口を擁し、橋で繋がっている離島自治体の中では最も(全国で)人口が多いのだそうです。(参照wikipedia)
昭和37年(1962年)6月…日本の経済高度成長期に祖父が開業。その後、祖父から父へそして父から28歳の時バトンタッチして3代目として現在に至っています。祖父の時代は、店舗数も少なく、多忙な日々が続いていたことが、うっすらと記憶に残っています。60坪からスタートして現在の店舗面積は360坪(平成16年より)へと移転拡張しました。移転する毎にお客様より認知されるようになるまでは大変苦労がありました!との事。
ドクターヘリポートと見間違うような広い駐車場を備えており、店内入口は浜浦代表のこだわりの色彩鮮やかな花々がお出迎え♪
店内は、海外のショッピングセンターを思わせる広い通路、そこには楽しい商品で満ち溢れていました。天草ならではの新鮮な鮮魚の数々と旬の青果コーナーには、『採れたて野菜・もぎたて果物』で存在感をアピール!大型スーパーにも引けを取らない品揃えとなっています。また、なんと「コストコ」コーナーも併設されていました。
ご来店のお客さまも商品を手に取ってじっくりと品定めをされており、ショッピングを楽しんでいらっしゃいました。
後継者不足が叫ばれている中小企業にあって既に長男(26歳)の跡取りが決定し、これからも地元に愛され・親しまれる店舗として発展が期待される天草大同物産のバリュー東部店へ、ぜひ皆さんもお立ち寄りくださいね~! (2022年6月号)
今回のレポートは、2017年4月からスタートしてのこの5年間を振り返ってみました!
コロナ禍で特別号などもありましたが、52件の組合員さんにご協力を頂き沢山の笑顔溢れる瞬間を残すことができました♪
当組合は今期で70周年を迎えますが、今後も皆さまに寄り添える企画やコーナーをご提供できるように努めて参ります。
(2022.5月号)
最新号となります令和4年度4月号は、現在入居している会館の老朽化や移転問題もあることから、組合創立70周年事業の一環として「新社屋」を建設しており、その建設特集とさせて頂きたいと存じます。
新社屋建設状況報告 ~情報の広場~
◇2022.1.20(木)新社屋の地鎮祭(起工式)を開催!
◇2022.3.11(金)基礎工事現場の様子!
建物を支える基礎工事で鉄筋による配筋が終わり基礎を固めるための型枠工事とコンクリートの流し込みの様子です。
◇2022.3.31(金)鉄骨骨組み等工事現場の様子!前回、基礎工事で鉄筋による配筋から基礎を固めるための型枠工事とコンクリートの流し込みの様子でしたが、今回はいよいよ鉄骨骨組み作業へと進んでいます!
この骨格が2ヶ月ほどで社屋の全容が明らかになると思います。
令和4年度は当組合の創業70周年を迎えますが、国内外で課題が山積を致しており一刻も早く解決することを願っているところです。中でも新型コロナウイルス感染症予防対策の構築や景気浮揚策などの実施に加えて他国によるウクライナ侵攻の早期解決など世界秩序の安定を図られることを熱望しています。
さて、当組合の【Pick UP!注目の八百屋さん】では、毎回組合員事業所をご紹介致しており楽しみにされておられる方もいられることとは存じますが、最新号となります令和4年度4月号は、現在入居している会館の老朽化や移転問題もあることから、組合創立70周年事業の一環として「新社屋」を建設しており、その建設特集とさせて頂きたいと存じます。
◇【新社屋の概要】
所在地:熊本市西区田崎町下寄
(西大通り 旧事務局跡地 (株)白木商店横)
1.構造:鉄骨2階(1階組合事務局・2階テナント・組合会議室)
2.敷地面積:423.82㎡
3.床 面 積:293.97㎡
4.駐車台数:7台
5.完成予定:令和4年6月15日
(2022年4月号)
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今回のレポート(No.54)は、創業70周年を目の前にして地域連携と食育活動にも積極的に展開されている【守本商店】の守本秀人代表をお尋ねしました。
◆お店紹介◆
《守本商店》
所在地:〒862-0941 熊本市中央区出水1丁目1-24
☎ 096-366-0913 営業時間:平日9:00~18:00
※休日:日曜日
国の名勝・史跡に指定されている熊本の観光地「水前寺成趣園」を目前に、市電水前寺公園電停より徒歩1分の『守本商店』をお伺いしました。「最盛期には年間180万人もの観光客が訪れていて周辺の商店街も大変賑やかだった父(創業者)の時代に比べると現在の商店街は寂しくなりました。」
今年で創業68年、代表の”誕生した年に創業したのですよ”と時の流れを振り返りながら懐かしんでおられました。
現在は、店舗小売と周辺のホテル・保育園・病院・飲食店等への業務用食材納品を営われていますが、やはり現下のコロナ禍にあって煽りを受けているとのことでした。
しかし、店頭に並ぶ青果物を拝見すると品質や鮮度に「こだわり」と「自信」を感じることができ、そこからは、地域に密着した経営哲学を実践されている姿が窺えました。
そこには
①納品をストップすることが無いよう人一倍コロナ感染症予防対策を励行
②ご近所のお得意様との信頼関係を裏切らない商品提供(青果の目利き+鮮度)
③近隣の小学生(出水小学校・砂取小学校)との食育活動推進 などに努められている経営者の信条を拝見することが出来ました。
流石に「旬の野菜・果物」などが整理整頓され産地の表記もありお客様への配慮と気配りがなされたレアウトとなっており、店頭で足止めをしたくなりました。
また、近所の小学3年生との間で食育交流を10年以上続けておられ昨今では、Zoom会議システムを活用して生徒たちの疑問や質問にも答えられています。
地域連携と食育活動に積極的な守本商店へ皆さまもぜひお立ち寄りくださいね!
(2022年3月号)
今回のレポート(No.53)は、創業3年目にして「行動力」などで定評のある有限会社ディーグリーン代表取締役 前田吉範社長をお訪ねしました。
◆お店紹介◆
《有限会社ディーグリーン》
所在地:〒861-8003熊本市西区田崎町484
☎ 096-351-3408 営業時間:24時間
※休日:市場カレンダー通り
前田代表は、吉本商店(当組合員)に約25年間の勤務(修行)を経て、のれん分けとして独立開業。
当社は、県外大手スーパー・量販店や関西方面の顧客を対象に納品・転送業務を営んでおられ、熊本県内産の青果物を中心に市場直送方式でお客様が指定する時刻に納品が行えるようにスタッフと共に24時間体制で対応していることから顧客からの強い信頼を得ておられます。しかし、開業当初よりのコロナ禍にあって顧客開拓や商品の発送など大変なご苦労があったとのことでしたが持ち前の行動力で克服され現在に至っています。
そこには「消費者の皆さんに安心・安全・新鮮な青果物提供で喜んでもらえること」、それに加えて「業界の更なる発展に向けた稼げる仕組みが必要」と考えての『若さ・発想力・行動力』を生かして業界をけん引する若きリーダーの姿がありました。
また、入社2年目の後継者(ご子息)予定の存在が28年前の自分の姿と重なる様子で、親身に指導されるお姿を拝見したとき親子ならではの愛情と信頼関係が伝わりました!
こんなバトンタッチこそが中小業の理想であり、企業繁栄と業界発展へ繋がるのだと感じました。
スタッフの皆さんも同様に若さ溢れる(有)ディーグリーン前田代表の事務所を一度覗いてみませんか。
(2022年2月号)
今回のレポート(No.52)新春号は、特別バージョンで【市場朝市で働く組合の仲間たち】の画像をお届けいたします!新年も宜しくお願いします。なお、大同青果株式会社様・熊青西九州青果株式会社様のご協力に心より感謝申し上げます。
今回のレポート(No.51)は、(株)アメリカンファームが運営するくまもとの新鮮農産物の直売所!『ふるさと市場』の坂本秀博代表をお尋ねしました。
◆お店紹介◆
《ふるさと市場》
http://www.furusato-ichiba.net/
〒861-2205 熊本県上益城郡益城町大字杉堂938-18
☎ 096-279-3269
営業時間9:00~18:00 ※休日:毎週水曜日・1/1~1/4
熊本空港の近くから俵山方面(堂園小森線206号線)へ向かって約5分程度に位置する「ふるさと市場」は、お客様のお車を500台収容することができる店舗です。
取材にお伺いした日はウイークデーにも拘らず県外ナンバーも多く、店内には、大型カートを押した男性客やお友達同士の女性、そしてご夫婦のお客様など数多くの来店客が見受けられました。
店舗の入口から既に目が離せない価格帯の商品がズラリ陳列され店内へと誘われて入店すると多種多様な商品群(大容量)は、まさに圧巻!!
田崎市場で仕入れた『旬』のお勧め「やさい・くだもの」に加えて、先代により丹精込めて作られた自社農場産&地元農家さんの商品が陳列されて、青果物の外にも、お菓子・調味料・お酒・精肉&鮮魚コーナーetc、 例えるとするならば産直市場と大型スーパーを合体した様に充実していました。
今年で創業28年を迎え2代目として16年目の坂本代表にお話をお伺いしました。「企業努力を惜しまず、生産者(農家さん)と手を取り合い”お客様に選ばれ・喜ばれ・楽しい”」を企業理念として営業を行っていたことから、お客様の信頼を得て、現下のコロナ禍にあっても業績は順調に推移しております。これからもお客さまに楽しいステージをご提供できるような品揃えと真心のこもった接客などに努めた営業活動を行って参りますので一度ご来店下さい。」とのお話でした。
『ワクワク感+楽しい♪+激安』を探求する『ふるさと市場』をぜひ一度ご体感くださいね。
(2021年12月号)
今回のレポート(No.50)は、“地域密着型で愛される八百屋さんを目指す” 【おばあちゃんの野菜屋】の林 朋樹代表をお尋ねしました。
◆お店紹介◆
《おばあちゃんの野菜屋》
所在地:〒861-4225 熊本市南区城南町東阿高1039
☎ 0964-28-0831
営業時間 9:30~18:30
※休日:水曜日
店舗名がとってもチャーミングな『おばあちゃんの野菜屋』は、県道城南線(嘉島~松橋)の中間に立地し交通量の多い地点で、開業から1年3ヶ月を迎えます。そのほかにも街中に飲食店2店舗を経営。35歳の林代表が発信するSNS情報はコロナ禍及びアフターコロナにあって新規顧客の掘り起こしや商品紹介のツールとなっています。
お店の特徴を伺うと、①安い(自家生産野菜含めサービス品が喜ばれている!)②フードメニュー(他の八百屋さんにはない商品)の特徴を生かしてお店を知ってもらう+目玉商品を組み合わせて販路拡大に努めているとのことでした。
また今後の経営方針として「自家生産野菜の販売」「地域住民に愛されるお店づくり」「地域採用による雇用の充実」との想いが溢れていました。
店内は、店名の可愛いロゴマーク付きのパック詰めされた「旬の野菜とくだもの」が籠盛りのお買い得商品などが手に取りやすい位置に配置され、どれもお安くてビックリ~♪です。 加えて接客にも優しさが溢れ、お客様が迷っておられるとすぐに試食の提案!なんとも気配り・目配り・笑顔が行き届き、お客様に対しての心遣いは飲食店経営者の一面を見た感じが致しました。
おばあちゃんやご家族と従業員との意思疎通や役割分担の明確化を図り青果物販売と飲食店の両立に挑んでいる。
『おばあちゃんの野菜屋』へお近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。
(2021年11月号)
今回のレポート(No.49)は、業界勤務経験を糧に独立開業!現在10年目を迎える【株式会社藤木青果】の藤木 淳代表をお尋ねしました。
Pickup!注目の八百屋さん
◆お店紹介◆ 《株式会社藤木青果》
〒866-0893 八代市海士江町2782-1 ☎ 0965-31-0230
営業時間9:00~18:00 ※休日:お盆・お正月のみ
業界に永年勤務して八代市に独立開業した藤木青果店は、八代市海士江町に立地し周辺には沢山の商業施設が点在しています。
店舗運営のコストパフォーマンスを考えた結果!『いいものを安く提供したい!』という自分のこだわりに尽きる!とお話くださいました。「お客様に愛され信頼される青果店」を念頭に田崎市場から超新鮮で安心・安全な旬の青果をお届けすることを第一に掲げなによりも誇りにしておられました。
お店は、駐車場が広くとっても明るく開放感溢れる陳列で、ここに来れば旬のやさいとくだものが低価格で手に入る!とのリピーターさんが多く見受けられました。また、藤木代表のお客様への優しい対応と商品説明で好感度UP♪!!商品値上げが進んでいるこの環境下にあっても「笑顔とサービス」を忘れないお店として地域のお客様に受け入れられているなぁー!と実感しました。
今年はコロナ禍の影響で飲食店からの注文が減少しているものの、仕事盛りの藤木代表の目には将来を見据えた“力強さ”が感じられました!
そんな藤木青果店、お近くにお越しの際はぜひ覗いてみてくださいね。
(2021年10月号)
今回のレポート(No.48)は、テナント方式でスーパーマーケット内の青果店として6店舗を運営する(資)遠山商店の出店先である(スーパーキッド田井島店)遠山代表をお訪ねしました。
◆お店紹介◆ 《(資)遠山商店 》
本 店:〒866-0873 八代市横手1088 ☎0965-32-3646
アーバン緑町店:〒866-0873 八代市緑町8-1
スーパーキッド古閑中町店:〒866-0898 八代市古閑中町1212-1
スーパーキッド八代高田店:〒866-0072 八代市高下西町1743
スーパーキッド田井島ベジマック店:〒862-0965 熊本市南区田井島2-3-28
スーパーキッド野中ベジマック店 :〒860-0059 熊本市西区野中3-4-22
スーパーキッド南高江ベジマック店:〒861-4106 熊本市南高江2-12-36
★営業時間及び休日等は各Webサイトにてご確認ください。
今回は、八代市に本店を置く遠山商店を尋ねてみました。
遠山商店は、八代市内と熊本市内にそれぞれ3店舗を運営されており、創業55年目を迎える老舗です。
本店を除きすべてデスカウントストア内に出店されており、ワンストップストア内でのお買い物をされる顧客を対象に積極的な営業行われています。
そこで、3年前にオープンしたスーパーキッド田井島ベジマック店をご紹介いたしたいと思います。当店は、田迎小学校交差点の近くに立地して周辺には住宅も多数存在する上に、病院や事業所も多く立地条件にも恵まれています。
その青果部門は、同店の左側に立地し田崎市場で仕入れた「”旬”の野菜・果物」が豊富に陳列されており、来店者の方が手に取って品定めを行っていました。
藤本店長によれば、「お客様のニーズを的確に捉えた品揃えと多種多様な商品をご提案!」を行い、仕入れから販売までタイムリーな体制で運営し新鮮でおいしい商品提供に務めていますとのことでした。
《お客様の笑顔が、一番の喜び!!》と語られる藤本店長が支えるお店でした。
そんな(資)遠山商店の各店舗へ、お近くへお越しの際はぜひ一度お立ち寄りくださいね。
(2021年9月号)
今回のレポート(No.47)は、仲良し夫婦ならではの抜群のチームワークでお客様に愛される青果店!【くだもの・野菜専門店西川青果】の西川孝雄代表をお尋ねしました。
◆お店紹介◆ 《くだもの・野菜専門店西川青果》
所在地:〒861-5287 熊本市西区小島8丁目9-13
☎ 096-329-4146 営業時間10:00~20:00
※休日:毎週日曜日
国道501号線の産交小島営業所・熊本市消防局小島出張所前に立地する西川青果店は、交通量も多く周辺には住宅も数多く存在している地域です。
お店ではエプロン姿の西川孝雄代表が笑顔で迎えてくださいました。西川代表は、青果業を営んでいた方とのご縁があり一念発起して脱サラの末23歳で、同業者のもとで修行し独立開業。今年で開業33年目を迎えるそうです。
「これからも身体が許す限りこの店で地域住民の方と向き合う覚悟です!」との弁に確固たるアイデンティティに感銘しました!
そして奥様は、大手食品工場やスイミングクラブなどの職場訪問や買い物困難者等を対象に宇城市や菊池郡と広範囲での「移動スーパーマーケット」を展開され訪問予定日を、楽しみにお待ちになっているお客様多数いらっしゃいますとのこと。
ご本人の『店で待つだけでは楽しくないから!!』との気さくさが新規顧客づくりへと繋がっており、経営者の年齢や従来からの枠組みに関係なくその【チャレンジ精神】が事業発展への突破口だと改めて痛感しました。
一方、店舗にはお買得商品が目白押しに今が”旬のやさい・果物”が陳列され店内へとアプローチされており、お客様は手に取って品定めができるように配置されるなど、幅広い年齢層に対応した商品構成と価格設定がなされ地域住民に親しまれているんだなぁ~!と感じました。
そんな息ピッタリのご夫婦が運営されている西川青果店! を拝見していると楽しみが一つ増えた感じがしました。
皆様もお近くにお越しの際はぜひ覗いてみてくださいね!!
(2021.8月号)
今回のレポート(No.46)は、青果物の需給情報を素早くキャッチし独自の物流サービスを展開している、有限会社伊藤商店の伊藤泰文代表をお訪ねしました。
◆お店紹介◆ 《有限会社伊藤商店》
所在地:〒860-0063熊本市西区城山上代町63-1
(熊青西九州青果輸入果実部内)
☎ 096-351-3408 営業時間4:00~15:00
※休日:市場カレンダー通り
昭和45年に個人で創業。昭和59年法人化。今年で51年目を迎える老舗企業の(有)伊藤商店は、主に広島から関西地域の顧客を対象に熊本県産の青果物を中心に早朝4時から転送業務に取り組んでおられます。
そこには、半世紀を超える実績の裏付けと取引を支える伊藤代表の『人との繋がりで生まれる信用・信頼プラス情報収集発信能力』、そして田崎市場内だからできる顧客よりの要望に応えられる豊富な商品構成とそれに対応するための受発注システム体制の構築に務められた結果だと思います。また、取引に伴う輸送コストやその他の経費管理の徹底を図ることが重要な要素となっていますと・・・・・これまでを振り返りつつお話頂きました。
「もう少し若ければまだまだやりたいことがある!!」と屈託のない表情からは、年齢(76歳)や脳溢血の後遺症を感じさせない笑顔の伊藤代表です。
これからは伊藤代表の思いを継承するかのように38歳と35歳の二人の息子さんが事業継承者として頑張っていらっしやる姿を拝見すると伊藤代表のDNAは間違いなくバトンタッチされるものと確信し今後が益々楽しみです。
蔬菜・果実の(有)伊藤商店の看板を掲げる市場内オフィスで青果物の情報や経営ノウハウなどを語るためにぜひ一度覗いてみてください。
(2021.7月号)
今回のレポート(No.45)は、自社の強みを活かして「小回りが利く店」としてガンバって営業しておられます笑顔の株式会社タカキフーズをお尋ねしました。
◆お店紹介◆
《株式会社タカキフーズ》
〒861-4101 熊本市南区近見2丁目6-16
☎ 096-355-2488
営業時間10:00~18:00 ※休日:日曜日
国道3号線を田崎橋より宇土方面へ約2㎞近見北交差点に位置する(株)タカキフーズは、小売4割・保育園・飲食業への納品4割、そして野菜の加工製造2割を営んで今期で創立70周年(昭和26年創業)を迎える老舗です。
2代目である先代父の提案で始めた納品業と野菜加工業(栗・筍・ほうれん草・高菜の冷凍製造)は25年目を迎えますが、青果物の小売業の先細りを見据えた父の”先見の目”に改めて感心しています。お陰様できめ細やかなサービスに心掛けていたことが結果的にお客さまよりの信頼とご支援を頂いており、繁忙期を迎える栗シーズンの8月~11月にかけて、自社工場もフル操業になります。
当社は、熊本市の障がい者サポート企業・団体の認定を受けていることから、年に5~6回ほど熊本市の支援学校より子供たちが実習に来てパック詰めや瓶詰め、サイズ分けなどの作業を手伝って頂いています。店内には子供たちからの寄せ書きが掲示してあり、見るたびに”感謝”と”思い出”がよみがえります!とのことでした。
無論なこと地域のお客さまからの支持も厚く、熊本特産の西瓜やメロンの地方発送に加え、今の時節はラッキョウ漬や梅干しの注文も多くお客様に寄り添った経営方針が周辺住民に愛され・親しまれているのだと改めて感心致しました。
ちょっとシャイだけど努力家の娘さん(実質経営者)の人柄と家族や従業員さんの協力によって“小回りの利くお店”として育て創り上げてこられたことが窺えました。
皆さまも、お近くにお越しの際は覗いてみてくださいね!!
(2021.6月号)
今回のレポート(No.44)は、熊本駅開業から130年、九州新幹線全線開業より10年の節目に地域経済活性化が期待される新駅ビルの『アミュプラザくまもと』1F飲食ゾーンに出店した組合員さんのお店を覗いてきました!
◆企業情報◆
【若菜旬菜アミュプラザくまもと店】
有限会社マツエダフーズ 代表:松枝 隆
営業時間 10:00~20:00 ☎096-320-8585
【ひらいアミュプラザくまもと店】
株式会社ヒライ 代表:平井 浩一郎
営業時間 10:00~20:00 ☎096-288-5781
◎アミュプラザくまもと
所在地:〒860-0047 熊本市西区春日3-15-26
連絡先:096-206-2800
JR九州が主要駅で展開するアミュプラザでは博多店に続き2番目の広さとなるという大型商業施設(地下1階、地上12階)の『アミュプラザくまもと』。その1階飲食フロアに何か月もかけて用意周到に準備を進められて晴れて開業を迎えられた、総合惣菜の【若菜旬菜】と巻き寿司・天ぷらの【ひらい】がOPEN!
両店舗とも市電のりば側入り口からインフォメーション横をそのまま直進すると、【ひごマルシェ】コーナーの右方面に位置しています。
総合惣菜の『若菜旬菜』では、メニューが毎日変わるこだわりの日替わり弁当(味噌汁付)や野菜が半日分摂れる煮物弁当などカラダに嬉しいお弁当等が20点以上。
★スマホでの予約注文が可能なアプリで待たずに受取りOK!
また、巻き寿司・天ぷらの『ひらい』では、特製出し香る厚焼き玉子が決め手の”おにぎらず”(握らないおにぎり)の「たまごはん」や名物「元祖ちくわサラダ」などの豊富なお弁当の数々。
★株式会社ヒライ公式WEBサイト www.hirai-wa.com/
〈アミュプラザくまもと〉の飲食店は54店舗が出店しており、コロナ感染防止対策も各種講じられ【3蜜】を避けてお買物や飲食などを提供する新たなライフスタイルの場としてグランドオープン。初日は、オープン前に3000名を超えるお客さまが列をなしたとのことでした。
地域経済の活性化の起爆剤として期待される当施設は、「駅ビルの職員・スタッフ関係者が一丸となってお客様の利便性向上と情報発信に努めることが重要」と若菜旬菜を運営されている松枝 隆 熊本青果食品商業(協)理事長の声が寄せられました。
両店舗のご繁栄と地域活性化に期待して、ぜひ皆様も足を運んでは!!
(2021.5月号)
今回のレポート(No.43)は、“地域密着で対面販売”を目指して新たに新規店舗をOPENした【有限会社まるぜん青果】をお尋ねしました。
◆お店紹介◆
【有限会社まるぜん青果】
〒861-8003 熊本市北区楠1丁目18-3
☎096-245-7595
営業時間:9:30~18:30
休 日:毎週日曜
熊本市のベッドタウンとして発展を続ける北区の楠団地の隣接地に今年3月に店舗付住宅としてオープンしたばかりの「まるぜん青果」の坂本辰也代表取締役をお尋ねいたしました。
3代目の坂本代表は、小さい頃から青果業の父の背中を見つつもモノづくりにあこがれて建築学科へと進学。それでも青果業への思いは捨てがたく大学卒業後、23歳で青果業へ「歩」を進めることになりました。毎日の商品仕入れ(セリ)や同業者等との交流に参加し経営のノウハウは勿論、人脈作り等で数多くの経験を培ってきたそうです。
その中で多店舗展開をしてきた父の下だからこそ「自分なりの経営スタンス」に気づかされ『ひとつの地に根ざした対面販売』を目指す方向性が芽生えたとの事でした。
更に、祖父母がコタツでみかんを美味しそうに食べる姿=”幸せ”としてインプットされ、この少子高齢化社会と重なり地域密着型のスタイルを大切にして、楽しい食卓を創造する企業として周辺消費者に愛される店づくりに邁進したいと話されていました。
店舗は黒をベースに明るくゲンキな青果たちのキャラクターでアピール!店頭のテント内には、おススメのコーナー!!家計に嬉しい価格帯がズラリ。店内は、優しさと温もりを感じる木棚に市場直送自慢の旬のやさいとくだものが並んでお客様をお待ちしていました。そしてレジにはお手伝いをする微笑ましいご家族の姿も。まさに、幸せな姿を見ることができました。
地域のみなさまの健康でしあわせな食卓の為に、家族経営の強みを魅力に変えて進み始めた「まるぜん青果」をぜひ覗いてみてくださいね。
(2021.4月号)
今回のレポート(No.42)は、優しさ溢れる仲良し夫婦の青果店!【堤商店】の堤 秀昭代表をお尋ねしました。
◆お店紹介◆
【堤商店】
〒860-0017 熊本市中央区練兵町88-4
☎096-352-7609
営業時間:平日6:30~19:30 祭日9:00~16:00
休 日:毎週日曜
今回は、市街地再開発で誕生した複合商業施設サクラマチクマモトにほど近い慶徳小学校に隣接する『堤商店』をお尋ねいたしました。そこで、早速店舗を拝見するとともに堤 秀昭代表と奥様にお話をお伺いしました。
戦後の練兵町辺りは闇市として熊本市民の生活を支えて、その後が「新市街」と問屋街である「唐人町」となり熊本を代表する繁華街へと発展してきたそうです。
創始者である奥様の祖父母の時代より数えて創業76年目を迎える現在は、3代目として営業しておられます。
周辺住民を対象に青果・乾物等の販売に加えて飲食店等に業務用食材の納品などを行っておられましたが、昨年来のコロナ禍で納品業務が激減…苦境下にあるお店ですが、それでもお二人の笑顔に優しい夫婦愛を感じました!
店舗は緩やかなスロープが施され、ご近所のご年配の皆さまにも好評でなくてはならない店舗として親しまれています。
お得意様への配達や丁寧な商品説明などを行い「地域のお客様に愛され信頼される青果店」としての姿勢がしっかりと伺えました。
元カレー店の名残りである木製の棚とレンガ造りの壁が温かな演出を醸し出している店内に並べられた「旬の野菜・果物」などが奇麗に陳列され、さながら宝箱を見るような店舗となっていました。
加えて、代表者にそっくりな招き猫がお出迎えしてくれる当店へお近くにお越しの際はぜひ覗いてみてくださいね。
(2021.3月号)
今回のレポート(No.41)は、次世代へしっかりとバトンを繋ぐ準備万全!の【リカー&フーズショップ馬場商店】の(資)馬場商店の馬場茂美代表をお尋ねしました。
◆お店紹介◆
【リカー&フーズショップ馬場商店】
〒861-4125 熊本南区奥古閑町1861
☎096-223-0037
営業時間8:30~19:30 休日:元旦
国道501号線を天明方面へ(奥古閑町六地蔵バス停横)に立地する合資会社馬場商店にお伺いしました。お店に近づくとオレンジ背景に白文字『馬場商店』のひと際目立つ店舗と色とりどりののぼり旗が印象的でした。そしてお店に入ると、なんとどこを見渡しても商品(青果・酒類・お米に日用品etc)が其々の場所で綺麗に整理整頓されていて、【お店・お客様・商品への愛情】と後継者への道標を感じました!
早速後継者である4代目にお話をお聞きすると、「祖父母の時代から100年以上の歴史があり父親の代になって青果を扱い始めて、(40年程前)現店舗となった際にお客様のご要望に応えて精肉・鮮魚などを取り扱うことにしたそうです。」との事でした。
歴史とともに「地域のお客様に愛されるお店づくり」+地元民だからこその【☎の声だけで名前を確かめなくても判る】信頼+そして田崎市場から新鮮・安心・安全な旬の青果をお届けすることへの自負心…が相まったパワーの成せる技ですね!!
親子互いの想いで愛情溢れるお店づくりへと繋がっている、そんな『馬場商店』。
お近くにお越しの際はぜひ覗いてみてくださいね。
(2021.2月号)
今回のレポート(No.40)は、“お客様の満足度UP”を念頭に品揃えと価格帯を追究する【後藤商店】の
後藤万久代表をお尋ねしました。
◆お店紹介◆ ≪後藤商店≫
本 店:〒860-0046 熊本市中央区帯山5-10-33
☎096-288-9442
営業時間10:00~19:00 休日:毎週日曜
姉妹店:立田店 熊本市北区黒髪7-101-3-102
熊本環状道路(通称:東バイパス)より女子大通りに入り帯山商店街のほぼ中央に立地する「後藤商店」は、青果物を中心に取り扱う店舗として2016年6月に開業。
後藤商店の後藤万久代表は、同業種に長年勤務して青果業の知識と経験を活かして独立。現在では帯山店の他に姉妹店の立田店があります。また中国には、飲食店をオープンするなど国際化にもチャレンジしているパワー溢れる39歳!の経営者です。
代表のモットーは「お客様に満足してもらえるような品揃え・価格を常に追究」して、スタッフともそれを共有することで「未来を見据えた経営を実践する」とのことでした。
そこで経営基盤の安定化のためにコンビニ店内への進出に加え、幅広い層の顧客に対して“お客様の満足度UP”を実感して頂くために品揃・価格設定は勿論のこと、中でも接遇には最新の注意を払っていらっしゃいました。
帯山店は、徒歩や自転車の交通手段でのお客様が中心となっていますが、駐車場も完備されています。また通行量の多い女子大通りの立地を生かした店舗は明るく、行きかう車内からの目線を意識したディスプレーとなっています。
毎朝田崎市場で仕入れる青果物は、安全・安心しかも鮮度バツグンの品揃えに加え家計に嬉しい価格です。
店内へは元気いっぱいのスタッフの声でお出迎え。テンションUP間違いなし!
お近くにお越しの際は、ぜひ覗いてみてください。
(2020.12月号)
今回のレポート(No.39)は、「鮮魚の販路拡大」と「組合員の支援」に積極的に取り組んでおられる熊本魚商協同組合 岩崎英敏新理事長をお尋ねいたしました。