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今回のレポート(No.38)は、『自然の恵みに感謝し、食を通じて社会に貢献する』を理念に掲げ、学校給食の食材を納入している熊本県学校給食納入協同組合の上田啓一理事長をお尋ねいたしました。 熊本県学校給食納入協同組合は、昭和40年4月に設立されて本年で創業55年を迎えています。当組合は、熊本市内の小学・中学校等に月間約6.6万食分の給食用食材(青果物)の納入を行っておられ、学校に通う児童や生徒さん達の成長を『食育推進で子供たちの未来を創る』」との信条で事業展開をされています。

上田啓一理事長さんにお話をお伺いすると、遡ること54年前に文部省の指導の下に学校給食用物資納入業者指定基準が定められ、全国的に現行の納入協同組合のシステムが導入されました。それにより、品質確保や価格の安定化に加えて配送の定時制が保証されよりスムーズな給食の提供が図られることになりました。   最近では、常に『旬の食材を安全・安心・安定供給』出来るようにと、本県の生産者は勿論のこと北海道までに契約栽培をお願い致しておられます。しかし、本年3月~6月は、コロナウイルス感染症拡大により学校が突然休校することになりましたが、「生産された食材をキャンセルすることは、”生産者を支え安定供給には結びつかない!”と組合で引き取りました。…しかし頂いた青果物の販売等に苦労致しました。」と”笑顔”でお話されるお姿が印象的でした。

また、月2回は、学校関係者・PTA代表者・教育委員会・市場関係者などで構成されている青果物査定会を開催され、安全性の確保や価格動向などの現況分析etc、情報交換やコミュニケーションに努めておられ、家庭の献立とは違い「食材であっても教材である!」との言葉に感銘を受けました。

これからも当組合の理念である『自然の恵みに感謝し、食を通じて社会に貢献する』は、引き続かれるものだと確信いたしました。 -------------------- ◆企業情報◆  熊本県学校給食納入協同組合  理事長 上田啓一氏(6代目) 組合員数24名   〒860-0058 熊本市西区田崎町380番地(熊本地方卸売市場内) 

☎096-354-0229 

   

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セリ開始時間変更に伴う要望書を提出!!

本案件については、令和6年4月27日(土)市場会館で開催した説明会で、組合員から寄せられた課題や要望点などをまとめた、別添要望書を令和6年5月13日(月)に熊本大同青果(株)代表取締役月田潔孝氏に松枝隆理事長はじめ執行役員2名などが出席して提出いたしました。 月田潔孝社長からは、セリ参加の機会確保事案などについては、所内で検討しており詳細については、要望書に記載されている検討の場にて改めて協議した

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