令和5年 年頭のご挨拶
明けましておめでとうございます。
組合員各位におかれましても健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年を振り返りますとロシアによるウクライナ進攻に始まり、それによるエネルギー価格の高騰、円安や食糧供給問題等により食料品価格や電気・ガス料金の上昇に加えて3年目となる新型コロナウイルス感染症の拡大などにより個人消費は、低迷し当業界を取り巻く環境は大変厳しいものがありました。
そのような環境下にあって、傘下組合員には、積極的に消費者ニーズの把握に努め信頼され、親しまれる事業者を目指して生活に密着した情報の提供やきめ細やかなサービスを行い「地域密着型」に徹した取り組みを実施して地域経済振興に努めて頂いていることに対して感謝を申し上げます。
また、当組合創立70周年記念事業として実施して参りました、新社屋建設や各種記念事業などの実施に際しては、絶大なご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
熊本青果食品商業協同組合では、これからも組合員が抱えている課題解決向けた経営・税務・衛生・労務・販売促進などの事業を積極的に展開して傘下組合員の経営の効率化や情報提供に努めて参ります。
改正食品衛生法に基づく衛生管理については、小規模の青果物小売業に係る「ハサップ」の考え方を取り入れた衛生管理、本年10月より導入されるインボイス制度への対応や電子化・データ化に対応した事業などを実施するとともに売上増進策としての通販事業、顧客サービス事業などを展開して販路拡大に参りますのでなお一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、将来にわたって生鮮食料品などの安定供給を確保するため卸売市場の物流機能強化に資する事業を積極的に支援して「強く活力ある荷受会社づくり」に寄与いたして参りたいと存じます。
結びに、傘下組合員並びに関係者各位の益々のご繁栄や発展を目指して役職員一同英知を結集した事業を実施いたして参りますので、更なるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げて年頭のご挨拶といたします。
令和5年1月1日
熊本青果食品商業協同組合
理事長 松枝 隆
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