令和4年新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
令和4年の新年は、皆様方にとって素晴らしい幕開けとなったことをお慶び申し上げます。
さて、昨年を顧みますと、新型コロナ感染症による外出自粛や営業時間の短縮など行動制限が求められ個人消費の低迷に加えて原油高や天候不順などの状況下の中、当業界では、食品衛生法の改正に伴うハサップ制度の対応や青果物価格の不安定な状態が続きハードな年となりました。
一方、本県では、陸の玄関口である熊本駅前や中心市街地での花畑公園周辺の整備などの完成に加えて世界最大級の半導体製造事業者の進出が決定するなど都市の魅力アップと経済波及効果が期待できる嬉しい事案もありました。
このような環境下にあって、我々に求められるものは、地域住民の「台所」「情報の場」としてのサービス機能向上や『新しい生活様式』に対応したビジネスモデルが必要となっています。
個人消費の低迷や人流が低下している現況で青果物を生活必需品として『待ち』のスタイルで営業していた時代は終焉を迎え、これからは「魅力ある商品の提供」や拡大する「通販事業」に即応した『行動』の企業運営が求められることになります。
そこで、我々は大型店やコンビニにはできない地域密着型として対面販売による”きめ細やかなサービス・各種情報の提供”や”街おこし事業”等に取り組み、常に消費者への食料品提供事業者としての役割(主役)を果たすことが必要です。
そのため当組合では、各種の情報提供や研修会の開催、後継者育成事業、更には、経営支援アドバイザー制度による組合員の悩み解決に向けた事業
など組合員の負託にお応えするように努めております。
又、本年は、当組合創立70周年を迎えることになりますが、その記念事業として7月完成予定の新社屋の建設や各種の記念事業を計画致しており改めてご案内申し上げますのでご活用ください。
結に、組合員皆様の益々のご多幸と更なるご発展を願って甚だ簡単ですがご挨拶と致します。
令和4年1月吉日
熊本青果食品商業協同組合 理事長 松枝 隆
コメント