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【Pickup!注目の八百屋さん】6月号のご案内

特別レポート:田崎市場の卸売会社 【熊本大同青果株式会社・熊青西九州青果株式会社】の取材報告!

新型コロナウイルス感染症拡大防止の為に休刊しておりましたこのコーナーですが、緊急事態宣言の解除により再開決定となりましたので、今回は年間を通して安心・安全な青果物を安定して供給するための取組み等を、両社にお伺いしました。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 熊本大同青果株式会社

◆企業情報◆ 熊本大同青果株式会社 代表取締役社長 月田 潔孝 〒860-0058 熊本市西区田崎町484 ☎ 096-323-2500 公式サイト http://www.oyasai.ne.jp ◆熊本大同青果株式会社様の取組みについて◆ 熊本大同青果(株)では、「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、地域社会の発展に貢献する」という経営理念を掲げていらっしゃいます。 会社経営の原則ともいえる「売上最大、経費最小」を効率よく実践し、経営者意識を持つ人材の育成を目的に「アメーバ経営」を導入し社内体制の改善・強化を進めておられます。 具体的にはマーケットに直結した部門別採算制度を確立し、採算意識の浸透を図ってスマートフォンやタブレット端末を導入し、業務の効率化を推進すると共にタブレット端末で生産者や買参人の方々の情報管理が容易になり業務の効率化につながっているそうです。 さらに゛人間力゛の育成を目的に「熊本大同青果グループフィロソフィ」を作成し、勉強会を実施し業務全般に対する当社としての゛哲学゛を浸透させることに尽力されていました。 更に2019年6月には、大手食品メーカーと共同で熊本大同フーズ(株)を設立。2021年8月稼働を目標に、冷凍野菜工場の建設に着手されました。行政やJA熊本市、農機具メーカーなどとの連携により新たな農作物の産地化を目指していらっしいました。 ◆熊本青果食品商業協同組合に対する期待について◆ 組合員の方々の発展のために、経営支援や販売促進策のほかITを活用したシステム開発など積極的に取り組まれているところを拝見し、私共も、買い手様の利便性向上と楽しい仕入れのために様々な方策を講じていかなければと刺激を受けております。 これからも青果物の流通を担う者同士、業界と熊本の発展のために、思いを一つにして頑張っていきましょう。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 熊青西九州青果株式会社

◆企業情報◆ 熊青西九州青果株式会社 代表取締役社長 森下 義弘 〒860-0058 熊本市西区田崎町484 ☎ 096-323-2611 公式サイト http://www.nishikyusyu.co.jp ◆熊青西九州青果株式会社様の取組みについて◆ 熊青西九州青果株式会社では、集荷力のアップを第一に掲げられていました。 その為に「自社便での集荷作業の取組み」を実践して生産者の利便性向上、負担軽減と併せて所得向上に繋げる一方で消費者や買参人などの関係者と共存共栄を図りたいとのことでした。 次に自社の収益向上の取組みとして、各部門における営業アクションプランの策定と月次及び週次の進捗管理や実施状況チェック体制の構築さらには、消費者や買参人への情報提供を行うことで青果物の消費拡大や“旬”の農産物を安全、且つ安心してお届けする事に努めておられていました。 また従業員の労働管理についても、労働時間の短縮や時差出勤、更には交代制による出勤体制の取組みを図り働きやすい環境づくりに努めておられます

◆熊本青果食品商業協同組合に対する期待について◆ 第一に直接に消費者と接触されることから生きた消費者情報の提供を切望されていました。 次に、旬の農産物をお届けするための相対販売システムの活用を推奨される一方で新型コロナウイルス等に対応した新生活システムによる消費行動や流通形態の変化に応じた多様な販売方法、青果物の料理方法などを求められていました。 また、組合と当社で青果業界に発展に寄与できるよう更なる連携強化を図りたいとのことでした。                                   (2020.6月号)

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